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6月の頭に東京都府中市にお住いのお客様より、ビクセンの対空双眼鏡のご売却についてご相談を頂きました。
元のユーザー様の
ご遺品との事で、ご家族の方からのご相談でした。
元のユーザー様以外のご家族様は天体望遠鏡などに全く興味が無いそうで、遺品の片付けをしていて今回の対空双眼鏡を発見し、困ってしまったとの事でした。
なんせ、とにかく重い!(笑)
捨てられる物はどんどん捨てて、形見分けは済ませて、いよいよ処分等が難しそうな物だけがいくつか残った状態であったそうです。
その時点で大きな双眼鏡の様な物が転がっている・・・誰も手を付けようとしない・・・(笑)
仕方なく業者に任せようと、型番からネットで調べてみたら天体望遠鏡の一種らしい。
売れる品物ではあるだろうが、買取業者にいくつか問い合わせてみても「送ってくれ」とか「1点だけでは対応できない」とか、なかなか交渉すら進まなかったそうです。
このサイズの物を送るのは正直難しいでしょうね。方法自体はありますし、輸送会社に何度も集荷依頼されたことがある方なら問題ないかと思いますが、コンビニから荷物を送った事がある!程度の経験値だと途方に暮れるのも無理は無い様に思います。
今回はたまたま当社から近い府中市であった為、お問い合わせの即日にお伺いさせて頂く形となりました。
状態等については知識が無いから何とも言えない・・・と仰っていたお客様でしたが、品物を目の前にしてお問い合わせ頂いていたので、「ここはどうなっていますか?」など幾つか質問させて頂き、大体の現状把握が出来ました。
その上で買取額のお見積りに少し幅を持たせて頂いたのですが、金額どうこうよりも「早く来て、持って行って欲しい」というのが一番だとの事で即日出張買取という形になりました。
現地に到着しご家族様に誘導され倉庫へ向かうと、段ボールに収められたアルミケース(専用ケース)が目に入りました。
空けてみると、外装はとても綺麗♪
肝心のレンズにやや曇りがあったものの、お見積り範囲のかなり上の方の金額にて買取させて頂く事になりました。
お客様もまさか10万円を楽に超える金額が付くとは想像していなかったそうで、大変お喜び頂けました。
曇り等が無ければ更に金額が上がっていたのですが、元のユーザー様が亡くなられてただ放置されてしまっていた様なので致し方ない所かと思います。
事務所に戻り専属のスタッフにレンズクリーニングをお願いし、数日後、無事に取引先へと受け継がれていきました。
今回買取させて頂いたのはビクセンの BT126SS-A という対空双眼鏡と専用のケースのみでしたが、これだけで利用する事は当然出来ないので「後日何かしら付属品の様な物が出てくるかと思いますので、その際は再度ご連絡下さい」とお伝えさせて頂きました。
経緯台とか接眼レンズ・アイピースなど色々な周辺アクセサリーがあったはずなので、その機器も当社で買取出来れば幸いです。
こういった形の遺品整理のお手伝いが出来て、我々としてもとても有難いと思います。
なんだか分からないから処分してしまおう・・・とお考えになる前に、是非一度お問い合わせ頂ければと思います。
出来る限りではありますが、何かしらお力になれる様に努力させて頂きたく存じます。
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