ご覧頂きまして有難うございます。
三寒四温という言葉が現実となって身体に染みる今日この頃ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
文字通り
寒かったり温かかったりと体調管理が難しい時期ではございますが、是非、体調を整えて趣味の天体観測に精を出して頂きたいと思います♪
そんな3月の中旬ですが、千葉県の某施設のお客様から珍しいご依頼を頂きましたのでご紹介させて頂きます。
こちらの施設ではとある業務に利用する為にいくつかの天体観測装置などを利用されていらっしゃるのですが、以前経費でまとめて購入した自動導入架台の内2台がほとんど使用されていなかったとの事でした。
正直腐る物ではありませんし、他の架台が壊れるなどした際のスペアとして保管しておけば良いのではないか?とも思ったのですが、施設の方針でそうした余分な品物は排除しているそうです。
なんとも勿体無いお話ではありますが、こちらといたしましては買取のご依頼は大歓迎!という事で千葉県の市川市へと伺って参りました。
あまり立ち入った事は立場上お聞きできませんでしたが、お品物の引渡しを行った一室だけでも様々な光学系の機器が保管されておりました。
念の為、それらは全て当社で買取可能であるというセールストークもさせて頂きつつ(笑)、ご要望の架台2台(NexStar×2台)を無事買取させて頂きました。
セレストロンの製品はいずれのシリーズも中古相場で人気がありますので、こちらとしても大歓迎といった感じでございます♪
★追記★
2022年現在、こちらのNexStar(シリーズ初期モデル等)に関しましては三脚付きで不具合の無い場合に限り「無料引き取り対応」までの受付とさせて頂いております。買取期間は終了となりました。予めご理解を賜りますようお願い申し上げます。後継機種や現行モデル(例:8SE他)などは引き続き買取を行ってございますので、お問い合わせの際はモデル等をご確認頂きましてからご相談頂けますとスムーズです。
自動導入架台
さて、天体観測に普段から触れていらっしゃる方には当たり前の話かも知れませんが、このブログをご覧になっていらっしゃる方の中には天体望遠鏡の事などさっぱり知らないという方もいらっしゃる様です。
という事で、今回買取させて頂いた「自動導入架台」について簡単にご説明しておきたいと思います。
まず、「導入」という言葉ですが、これは天体観測を行う際に見たい対象を探すといったイメージです。
月などであれば目視出来ますので「導入」は誰でもある程度出来るかと思います。
しかし、それが例えば金星だったらどうでしょう?あまり天体観測に詳しくないという方に星空を指差して「金星はどこら辺にある?」と聞いても答えは出ないと思います。
そこで、旧来の方法では「星見表」を使って天体や星座の位置を確認する事から天体観測をスタートさせます。
日付と方角と現在の時間が分かっていれば自分の向いている方向にどんな星が見えるかが大体把握出来るわけです。
それを元に天体望遠鏡を向けて見たい星を探すわけですが、これだけの事でも初心者にとっては意外とハードルが高かったりするわけです。
そうしたハードルを極端に下げてくれるのが「自動導入架台」です。
もうお分かりかと思いますが、この自動導入架台を使えばボタン一つで「導入」が完了するわけです。
こうした自動導入装置に関してはアメリカのメーカーが火付け役になったと聞いておりますが、いやはや便利なことこの上ない機能です。
最近ではこの自動導入の装置も当たり前になってきており、より天体観測の世界が一般の方に近づいてきていると感じられます。
※余談ですがこのセレストロンの自動導入架台には4万もの数の天体が登録されていますので、飽くなき探究心を恒久的に満たしてくれるのではないでしょうか?
セレストロン製品の買取
当社では、国産メーカー以外でも天体望遠鏡の買取を日々行わせて頂いております。
勿論、今回対応させて頂いたセレストロン製などアメリカの製品も買取実績がございます。
具体的にはC8鏡筒やC11などを既にブログでご紹介させて頂きました。
今後も引き続き買取を行って参りますので、不用品として保管されている方は是非、中古市場において価値がある内に当社へお問い合わせ下さい!
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