ご覧頂きまして誠にありがとうございます。
今回は埼玉県所沢市へと出張買取に出掛けまして、高橋製作所製の名機「NJP赤道儀」を買取させて頂きました。
かれこれ
30年近く前に購入したと思うが、しばらく使用してないから動くかどうかは分からない・・・とご依頼主であるN様からご申告頂いておりましたが、見た目的には使用感が低い状態で天体観測マニアの方であれば垂涎の的になりそうなビジュアルをキープしておりました。
一部錆びと思われる劣化がありましたので、間違いなくオーバーホール等は必要である状態でしたが、高価買取させて頂きました。
ウェイトも一緒に持って行って欲しいとの事でしたので喜んでお引き受けさせて頂きました。まあ元々ウェイトもセットのつもりで査定してはいましたが(笑)。
さて、この赤道儀ですが後継機種ですら10年以上前に生産中止になっているシリーズとなります。それでもまだまだ継続使用している方も多く、たとえジャンク品であったとしても部品取りなどの需要が見込める機種となっています。
以前他の買取でお伺いさせて頂いたお客様の倉庫にもバラバラにした赤道儀や、同じく分解された鏡筒の主鏡などが多数保管されていました。
これから組み上げるのかな?と思いお尋ねしてみたところ、「いやいや、これらは全て部品交換が必要になった場合のストックですよ!」と聞いて大変驚いた事がありました。
ご自身で分解・組み立て等が出来る方は多数いらっしゃるこの世界ではありますが、一般の方でもこうして多数の交換パーツをストックされている方がいらっしゃるんですね!
そのお客様は「いやぁ、私はかなりマニアックなので一般的なマニアと呼ばれる方よりは多分、パーツ類の保持数はかなり多い方だと思いますよ!」と誇らしげに仰っておりました。
そういった需要が一定数あるからこそ、古くても高級機種に関しては買取や引き取り等が出来る訳です。
今、必要ではなくても将来故障の際に交換パーツを持っていればすぐに対処出来る!といった感じですね。壊れてからパーツを探してみてもタイミング良く入手出来るとは限りませんからね。特に絶版機種や希少機種に関しては。
入門機などの機種には見られない、特殊で強い需要がある!というのがタカハシをはじめとする高級オールド機種の一つの魅力かも知れません。
当社では今後も引き続きこうした希少種や高級機種の絶版品を買取して参りたいと存じます。
あまりにマニアック過ぎる物などは需要が少ない為、対応出来ない可能性もありますが是非お問い合わせしてみて下さい!
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