ご覧下さいまして有難うございます。
今回は千葉県に程近い東京都江戸川区へと買取に出掛けて参りました。
江戸川を
挟んで対岸はすぐ千葉県(市川市)となるエリアですね。
お客様から最初にお問い合わせがあった際、都営新宿線の沿線の駅でよければ品物を持参しますよ?とお申し出頂いたのですが、わざわざ外出頂くまでもなく当社スタッフがご自宅までお伺いさせて頂く形を取らせて頂きました。
こちらのお客様はオークションで新品同様のこのTOA-130を入手されたそうなのですが、高価な品物だという自身の観念からなかなか遠くへ持ち出す気が沸かず、かつ少々冬の時期には扱いが面倒である、という理由からご売却される事に決めたそうです。
細かくこだわる方ですと屋外で設置を済ませてから数時間後にようやく観測を始めるという方もいらっしゃいますので、恐らく今回のお客様もそうしたこだわりをお持ちの方だったのでしょうね。
買取のやり取りの後に急用があるとの事で雑談をする暇さえ無かったので細かいお話をお伺いする事は出来ませんでしたが、付属品が専用の防湿庫から出てきたり鏡筒を収めていたハードケースの防湿ぶりなどから見るとこだわりもあり、大切に保管されていた様です。
お蔭様でカビや曇りなども全く無く、そのまま売りに出せる状態でございました。
ちなみに今回買取させて頂いたのは鏡筒・ファインダーの他にレデューサーやエクステンダーなどもございました。本当に有難うございます!
タカハシ TOA-130のスペック
メーカー・型番 | タカハシ・TOAー130 |
発売開始時期 | 2003年頃 |
発売当初価格 | 50万円~60万円程と思われる |
対物レンズ有効径 | 130mm |
焦点距離 | 1,000mm |
鏡筒の長さ | 1,145mm |
ファインダー | 7×50 |
保管状態が良いと査定の変動が少なくなります
上の写真は前回の記事でご紹介したビクセンの天体望遠鏡のレンズ部分なのですが、ハッキリとカビが発生しているのが分かります。
こちらのお客様は天体望遠鏡を三脚や架台と組み付けたまま、室内で保管されていました。防湿対策は何も行っていらっしゃいませんでした。
夏場を過ぎた頃に別の部屋へしまおうと思ったところ、カビが発生しているのを見てこれ以上カビが広がる前に処分してしまおうと思われた様です。
今回のお客様はその点はしっかりと対策されていらっしゃいましたので、御見積もり査定の満額をお受け取り頂いております。
カビが発生している場合などはその発生具合によっても査定がさらに下がる場合があるのですが、即、使用可能な状態である場合はやはり査定は下がりにくいですね。
付属品の欠品などがあるとすぐに使用出来ない状態と捉えられますのでまた違ってきますが、それでも概算の査定額の中から外れる事はそうそうありません。
やはりカビは大敵なのです。
それでも当社では出来る限り買取や引取りの対応が出来る様、努力して参りますので状態に自信がある方も、保管に失敗してジャンク品となってしまったという方もご相談下さい。
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