ご覧頂きまして有難うございます。
今回は天体観測に使用するメインの望遠鏡(鏡筒)ではなく、「ガイド望遠鏡」と呼ばれる機材の買取を行わせて頂きましたので、そちらの
ご紹介を行わせて頂きます!
ガイド望遠鏡とは何?という方はあまりいらっしゃらないかも知れませんが、簡単に言うと「サブで使用する小さな望遠鏡」といった感じです。
普通の望遠鏡鏡筒より口径が小さい物となります。
ガイド星を探しやすい機材である為、天体観測時に使用される方が多くいらっしゃったりします。
撮影などに使用する物ではなく、あくまで観測の導入時に活用するアイテムといったところです。
今回ご売却頂いたのは望遠鏡大手メーカー「Vixen(ビクセン)」のASTRONOMICAL TELESCOPE(アストロノミカルテレスコープ) D=60mm F=420mm ガイド望遠鏡という機材です。
レンズに汚れはあったものの、致命的なカビや強い曇りなどは無い状態でしたので、ギリギリお見積りの範囲内にて買取させて頂く事が出来ました。
数年使用していない・・・とお客様からお伺いしておりましたので、万が一カビや曇りがあった場合は概算お見積り額を下回る可能性があります、とお伝えしていたのですが、お客様の視力が最近落ちてしまって細かいチェックが難しいとの事でしたので少し心配しておりましたが、どうにか概算お見積りの範囲で買取が出来てこちらとしても良かったです♪
事務所へ持ち帰って早速レンズ表面のクリーニングを行わせて頂き、更に筒の部分(金属部分)の磨き上げも行い、キレイな状態に状態回復出来ました。
中のレンズにカビや曇りがあると、こうは簡単に状態回復が出来ませんのでお見積り通りに買取する事が出来ないので、これから「いつか売却するかもしれない」という光学機材をお持ちの方は保管状態に注意を払っておきましょう!
防湿庫に入るサイズの物であれば是非、防湿庫にて保管頂ければと思います。
専用のハードケース・キャリーケースをお持ちであれば、その中に防湿材を適度に入れておく事でもカビや曇りをある程度防げます。
一番ダメなのは物置などにじかに保管するやり方です。これだとカビ・曇りはもちろん、錆びまで出てきてしまい、最悪の場合買取も無料引き取りも出来なくなってしまったりします。
過去に一番厳しい状態だったのは「屋外放置」されていたお品物でした。
以前買取させて頂いたタカハシ製のMT-200ですが、鏡筒だけは屋内で保管されていたのですが、三脚と赤道儀が屋外放置のまま数年経過してしまっていた為、査定に大きな影響が出たケースがありました。
大きなサイズ、重い機材は移動自体が大変だとは思いますが、しばらく使用する機会が無さそうであれば可能な限り状態保存が出来る様、配慮してみて下さい。
処分に掛かる費用が軽減されたり、一式買い取ってもらえたりとお得な事が多いですよ!
今回の様にメインの天体望遠鏡以外のパーツなどの買取でも当社では幅広くご相談頂けますので、是非お問い合わせを下さいませ。お待ちしております!
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