ブログを御覧頂き有難うございます。
今回は宮城県仙台市のお客様より、笠井トレーディング製の鏡筒を買取させて頂きました。
今回は
エクステンションチューブも同時に買取させて頂ける事により、鏡筒のみの買取より高価買取させて頂く事が出来ました。
笠井トレーディング
さて、ここで笠井トレーディングに関して簡単にご紹介させて頂きます。
ビクセンやタカハシなどのメーカーに比べるとユーザー数が少ないのか、買取のご相談件数がそこまで多くないメーカーです。
東京の目黒に本社があるので、ショールームとかがあるなら行ってみたいと思ったのですが情報は見つかりませんでした。
専門メーカーとなりますので、鏡筒やアイピースなどの光学製品を中心に開発・販売しています。流通量的にはまだ多くはない印象ですが、過去の当社販売実績からみると確実にファンはついていますね。但し、比較的カスタムして利用している方が多い様ですので初心者には扱いが難しいのかも知れません。
構造までよくご存じの方には楽しめる機器があるという感じの評価になります。
ちなみに赤道儀の販売は行っていないので、撮影等を楽しみたい方は他のメーカーを検討する方がよさそうですね。
天体望遠鏡の梱包
今回買取させて頂いた鏡筒ですが、元箱は処分してしまったとの事で梱包にお手間を掛けてしまった事と思います。
「工作とか得意なんで大丈夫ですよ!」とお客様は仰って下さいましたが、段ボールを繋ぎ合わせる形で梱包する場合は段ボールの強度が下がる恐れがあるので中の緩衝材に気を配って頂く必要が出てきます。
鏡筒に対してサイズに少々の余裕がある段ボールに丸めた新聞紙を敷き詰めて、プチプチで2重に巻いた(新聞紙クッションがしっかりしていれば1重でも可)鏡筒を入れ更に鏡筒の周り(前後左右上下)も丸めた新聞紙で固めて保護する位はしなければなりません。
それに対し元箱がある場合、基本的にクッション・固定具となる発泡スチロールがあったりして輸送事故に会いにくい傾向がありますので比較的安心です。余談ですが昔の天体望遠鏡は専用の木箱に入っていたりしたので、その年代のお品物は流石にそのまま木箱ごと保管されている方が多いですね。
毎回元箱にしまうのは面倒なので純正の段ボールをさっさと処分される方もいらっしゃいますが、これから天体望遠鏡をご購入される方は出来れば外箱も捨てずに保管される事をお勧め致します。絶対売る事は無いという方は勿論捨ててしまっても問題ないと思います。
もし買取業者に買取を依頼する際、純正の元箱があると多少金額も上がる場合がありますし、輸送する際なども楽だったりします。
尚、メーカーによっては専用のアルミケースが用意されている場合がありますので、保管もそのケースで行う事が出来て便利です。
専用ケースにはアイピースを同時に保管するスペースなどが用意されている事も多いので、光学系のアイテムを防湿するのにも便利ですね。
キャリーケースも兼ねている物がほとんどですので、屋外での使用の際にもそのまま持ち出せます。買取ご希望の際は是非ご一緒にご売却頂ければと思います。
という事で当社では笠井トレーディング製の鏡筒なども今回の様に買取させて頂けるものがありますので、是非お問い合わせくださいませ。
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