ご覧頂きまして有難うございます。
寝巻きの重ね着と掛け布団の枚数を減らす調整をようやく行う事が出来る程に温かくなってきました!
桜はだいぶ散ってしまっていますが、春全開!といった今日この頃ですね♪
車で買取に出掛ける際も車内が暑いのでついにクーラーを入れるようになっております。
そんな温かい春の日、
東京都多摩市にてBORG(ボーグ)の89EDを買取させて頂きました。
当初は89EDのみの買取をご依頼頂いていたのですが、周辺機器としてBU-1や撮影に利用されていたというNikon(ニコン)製のカメラやカメラマウントなど複数まとめてのご売却となりました。
鏡筒内部の異物混入は査定ダウン?
さて、今回89EDを買取依頼頂いたお客様ですが当初は前述の通り89EDだけをご売却頂く予定でした。
複数保持されている望遠鏡関連の一台、かなり大切な愛機だったのですがちょっとご事情があって早期に現金化しなければならなくなったそうです。
そこで当社へお問い合わせ頂き、89EDだけの売却で必要な金額が用意出来る計算となったのですが実際にお伺いして品物のチェックをさせて頂いたところ、鏡筒のレンズの内側に異物が2つ混入してしまっておりました。チリの様なレベルであれば問題無しとする事もあるのですが、目視でハッキリと確認出来てしまっている状態でした。
お客様も最近全くいじっていなかったそうで、気付いていなかったとの事。一緒に確認しましたところ、まだ小さい段階ながら「白カビ」である事が分かりました。
小さなカビといいましても査定ダウンは避けられない為、お客様の希望する目標金額に届かないという状況となりました。
「せっかく来てもらっているので、そのままちょっと待ってて下さい!売れそうな物を探してきます!」と仰られたので、30分程ご自宅の収納を探して頂いた結果、色々と売却しても良いという品物が出てきました。再度色々とその場で査定させて頂き、ご希望の金額まで到達する事が出来ました。
お客様からは「しっかりとチェックせずに問い合わせてしまって申し訳なかったです・・・。」と仰って頂けましたが、そんな事は仕方ない事ですのでどうかお気になさらずにいて頂ければと存じます。
今回の様にレンズ内部に異物(ホコリ・ゴミ・カビ等)が混入・発生してしまっている場合は通常の状態より査定は下がります。
どの位下がるかは機種や状態にもよりますので一概には言えませんが、観測や撮影に影響がある様なレベルですと倍以上の差が出ます。
ご自身で分解清掃などが出来るという方はそうしたメンテナンスを行って頂いてからご売却されると査定がアップしますのでご記憶に留めて頂ければと思います。
尚、一番査定が下がるのがカビ汚れや表面の白濁などですね。レンズの白カビは分解してのクリーニングとなりますし、鏡面の白濁等は最悪「再メッキ」となってしまいますのでかなりコストが掛かります・・・。
そうした場合は即時使用可能な場合とは買取額等が変わってきますので、あらかじめご理解頂きたいと思います。
89EDの詳細スペック
今回買取させて頂いた複数の商品の内、89EDのスペックをご紹介しておきます。
メーカー・型番 | BORG・89ED |
発売開始時期 | 2013年1月 |
発売当初価格 | 約210,000円(BU-1とのセット価格) |
口径 | 89mm |
焦点距離 | 600mm |
レンズ構成 | 2群2枚EDアポクロマート |
口径比F | 6.7 |
それにしてもこのBORGの黒系アイテムはかなりかっこいいですね!
デジボーグ71などのスタイリッシュな白いカラーリングやいかにも最先端なイメージが持てるオレンジ・青なんかも良いのですが、複数持つなら1つは黒にしたいと思ってしまいます。
操作性と解像度の両方がそれなりに高い評価を得ている人気機種ですので、これからアイテムを買い増しする方は是非この89EDも候補に入れてみてはいかがでしょうか?
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