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今回は東京都世田谷区のお客様より、セレストロン(CELESTRON)の比較的軽量な天体望遠鏡セットである「NexStar 4SE」を一式まとめて買取させて頂きました。
ご申告では
「未使用に近いとも言える」状態との事でしたが、お伺いしたところ実使用したのは3回のみでその後は押入れにてずっと保管しっぱなしだったとの事。
総重量にしても10Kg程度の製品ではありますが、それでも観測の度に持ち出すのが億劫になってしまったそうです。
主にベランダで観測を楽しんでいらっしゃった様なのですが、ベランダに置きっぱなしにしてしまうと錆びたりするし、奥さんに怒られるし・・・という事で毎回観測を終えると押入れにしまっていらっしゃったそうなのですが、徐々に熱が冷めて押入れから出す機会が無くなってしまったそうです。
購入からまだ間もない上、使用回数自体も少ないこともあってかなりキレイな状態でございました。
ビクセン経由やキョウエイ等からまだ購入できるセレストロンの現行モデルでもあるのですが、そもそもが10万円程で一式そろってしまう価格帯の商品の為、買取額自体はそこまで高額にはなりませんでした。同じシリーズの8SEなどですと、買取額も全く違ったものになってきます。
それでもお客様からは出張買取してくれる上に時間帯もこちらに合わせてもらえたので、感謝しかないです!とおっしゃって頂けました。
動作も当然不具合など一切無く、光学部品も良い状態でしたのでほぼそのまま再販させて頂きました。H様、有難うございました!厚く御礼申し上げます。
さて、今回お客様が気にしていらっしゃったのは梱包の状態でした。
鏡筒部分は元箱があるのですが、三脚はいわゆる「むき出し」の状態で、この状態でも買取してもらえるのかをまず知りたい。とお問い合わせ頂いておりました。
正直に申し上げますと、元箱があってもそこまで大きな金額の差は出ません。どちらかと言うと本体そのものの状態の方が査定に大きく影響します。
上の写真の様に光学系パーツがキレイな状態でしたので、尚更元箱などの有無は無関係に査定させて頂くことが出来ました。
他にもバラシてしまった状態の方が良いのか、組み立てたままの状態の方が良いのか?とのご質問も頂いておりましたが、これも「どちらでも変わらない」というのが回答です。
ただ、あまりにも細かくバラされてしまうと不足パーツの有無の確認に時間が掛かってしまいますので、三脚・赤道儀・鏡筒といった大まかなバラシまでで結構です。
ほとんどの天体望遠鏡セットは組み立てたままの状態でも搬出等が出来ますので、組み立ててあるまま保管されているのであれば無理に分解して頂かなくとも構いません。
一部の大きなサイズの天体望遠鏡一式の場合などは分解した状態で買取させて頂く様にお願いする場合がありますが、今回の様な10Kg程度の軽量タイプの場合はどちらでも対応させて頂きます。勿論、査定には何の影響も出ませんのでご安心下さい。
しいて挙げれば、自動導入架台などの電気系の動作チェックだけは事前にしっかりと行って頂ければと思います。出来る範囲での軽い清掃なども状態をアップさせる為、査定が上がる可能性はあります。
見た目が最重要といっても過言ではありませんので、最終査定を受けられる前にピカピカの状態にして頂く事をお勧め致します。
但し、レンズ類を適当に拭いてしまうと逆効果になりますので、その点は特にご注意下さい。慣れていない方がやるとマイナス査定になる可能性があります(汗)。
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