セレストロン鏡筒を買取しました（神奈川県厚木市）

ブログをお読み下さいまして、誠に有難うございます。

今回は神奈川県厚木市のお客様より、セレストロンの鏡筒を買取させて頂きました。大切にケースに入れて保管されていたとのことで、まずはメールにてレンズの状態や保管環境などを細かく確認させていただき、その上で可能な限りのお見積りをご提示いたしました。

今回の買取は鏡筒とサブスコープ、ケースのみという内容でした。査定のポイントはやはりレンズ部分のカビや曇りでしたが、幸いなことに全く問題が無く、光学系のコンディションは非常に良好でした。お客様にもお見積り内容にご納得いただき、出張買取へと伺わせていただきました。

天体観測に理想的な環境

お客様のお住まいは広々とした敷地の一軒家で、とても立派な環境でした。周囲に高い建物も少なく、夜間は空が開けていて天体観測には最適な立地条件だと感じます。お客様も「ほとんど自宅の庭で観測している」とお話されており、まさに理想的な天文ライフを楽しまれているご様子でした。

セレストロン鏡筒とビクセンのケース

査定中に印象的だったのは、保管に使われていたケースがビクセン製であったことです。セレストロンの鏡筒がサブスコープを取り外さずともピッタリと収まっており、その相性の良さに驚かされました。

調べてみたところ、ビクセンの公式サイトでもセレストロン製品が掲載されており、日本国内では代理店的な形で取り扱われているようです。ブランドは異なりますが、こうして実際のユーザーが組み合わせて使っている例を見ると、新しい発見があるものですね。

発送や梱包の難しさ

天体望遠鏡の鏡筒や三脚は、元箱が無いと発送が難しいケースが多いです。もちろんプチプチで巻き、段ボールで補強すれば輸送は可能ですが、どうしても不格好になってしまいます。中身さえ無事であれば問題はないのですが、やはり高価で繊細な機材ですので、梱包にも気を遣う部分です。

査定結果とお支払い

今回の鏡筒は保管状態も良好で、清掃もほとんど必要ありませんでした。そのためお見積り通りの金額を現金にてお支払いし、無事にお取引を完了させていただきました。状態の良さがそのまま査定額に反映されたケースです。

CELESTRON-8 の中古相場について

ここで少し補足となりますが、近年「CELESTRON-8」の中古相場は下落傾向にあります。かつては人気の高い鏡筒で比較的安定した買取額を維持していましたが、新型機種の登場により需要が分散してしまったことが要因と考えられます。

そのため、CELESTRON-8に関しては以前のような高額査定が難しい状況になってきています。もちろん状態が良好であればきちんと評価いたしますが、「昔に比べると金額が下落しつつ落ち着いてきている」というのが正直な現状です。

ただし、すべての望遠鏡の相場が下がっているわけではありません。タカハシ製品の高級機種など一部の人気機種は依然として高い需要があり、しっかりとした価格で取引されています。ご売却をお考えの方は、お持ちの機材の種類や状態によって査定結果が大きく変わる点をぜひご理解いただければと思います。

まとめ

今回はセレストロン鏡筒の買取事例をご紹介いたしました。
当社では鏡筒のみの査定・買取も承っておりますので、箱が無い場合や付属品が少ない場合でもお気軽にご相談ください。

また、特にCELESTRON-8をお持ちの方は、相場が下がりつつある今こそ早めのご相談をおすすめいたします。査定は無料ですので、売却を迷われている方もぜひ一度お問い合わせくださいませ。